EGFとはEpidermal Growth Factor の略で「上皮細胞増殖(成長)因子」または「細胞再生
因子」と呼ばれます。
アメリカの生物学者スタンレー・コーエン博士によって発見され、正式名称をヒトオリゴペ
プチド‐1と言います。博士はEGFの発見でノーベル医学生理学賞を受賞しました。
EGFは人間が本来からだの中に持っている因子で、体内で53個のアミノ酸から形成される
たんぱく質の一種です。その役割は皮膚の表面にある受容体と結びついて新しい細胞の生産を
促進します。
この特性を生かし、遺伝子工学の技術を用いてやけど治療など、皮膚再生を必要とする医療分
野で画期的な因子として使用されています。
発見当時は非常に高価な成分でしたが、今ではコストダウンされ、2005年には厚生労働省
により化粧品使用の認可があり、EGF成分を配合したスキンケア製品が次々に誕生しています。
25歳を過ぎると肌に含まれるEFGが減少していき、新陳代謝や細胞の再生能力がだんだん遅く
なっていきます。皮膚細胞の再生能力が落ちると、角質層が厚くなり、皮膚の老化現象が進み
ます。その結果シワが生まれます。
EGFを肌に補給することで、年齢とともに低下する肌機能の力を助け、新しい皮膚細胞の育成を
促すことができます。EGF配合の化粧品を長く使い続けると肌本来の再生能力が蘇り、ただ肌の
現状を保つだけの化粧品との違いを実感できるでしょう。